2010年10月25日

どれが欠けてもだめです

画像を見てお分かりでしょうか?見にくいので逆に解りにくいでしょうか?
ずばりカンナの刃です。これを削りの機械に取り付けて、鰹節などのダシを削っております。このカンナの刃を取り付けて調整するのもいわば熟練の技と勘が必要なんです。刃を出し過ぎや引っ込めすぎなどの1ミリの狂いで、商品が変わってきてしまいます。

もちろんこの刃がこぼれて欠けてしまってもだめ、削る職人が欠けてもだめ、よい原料が欠けてもだも、などどれか一つが欠けてもだめなのです。いろんな物が重なり合って融合され製品として生み出される物なんだと思います。

(内容がちょっと重すぎました)
  


Posted by だしの老舗@中野新松商店  at 17:19Comments(3)かつおぶし